
どんなスタイルでもスタイルキープのカギはブロー。
NOBUさんがその価値を改めて見直し、基本のテクニックをご紹介!
photo:Kazuki Sano text:Natsumi Yoneyama
ハチはタイトにおさめて
丸みのある小顔ショートに
僕のブローのテーマはとにかく小顔。いかに小顔に見せるかはブローにかかっています。やりがちなのは、横スライスで床と平行になるようにパネルを引き出してブローすること。これではどんなに小顔に見えるようにカットしていても、フォルムがふくらんでハチが張ってしまうので残念な印象に。縦スライスでブローしていくことで、ハチのふくらみを抑えながら中間・毛先に丸みを帯びたフォルムがつくれます。ショートは毛が短い分ボリュームが出やすいので、根元は収めて、中間・毛先をブローで曲げるイメージをするのがおすすめです。
またショートヘアの方はクセに悩む人も多いと思います。まずはハンドブローでベースをニュートラルな状態に整えることが大切です。ロングヘアのブローと決定的に違うのはえり足。ショートだとクセが出やすいので、ボリュームを取るように意識します。ブローすることで、悩みを解消しながらショートヘアを楽しめます。

NNN
NOBU
のぶ。『スリーエヌ』プロデューサー。大阪府出身。ル・トーア東亜美容専門学校卒業。
NOBU STYLE
NOBU流ブローのこだわりは
ドライから始まる!
ドライ時は目の粗いコームが活躍。ブラシとの使い分けで効率的にスタイルをつくり上げる。
ドライ前は目の粗いコームでやさしく毛流れを整える。カラー毛かつショートヘアは強く引っ張りすぎると切れてしまったり、割れグセができてしまうことも。とにかくやさしく、整えることを意識して。ブローするときのロールブラシとは使い分けましょう。


スキンケアとメイクと同じようにドライはブロー前の土台作りいかに“ニュートラル”に整えるかが肝!
PREPPYLESSON

リップラインのショートボブ。シャンプー前の状態。今回はシャンプー後のウェット状態からスタート。
①

ドライ →
ドライ前にドライヤーの熱からカラーした髪を守ってくれるオイルを全体に塗布。重すぎない仕上がりのオイルをチョイス。
②

手になじませてから、内側から手グシを通すようにオイルを塗布する。中間から毛先を中心にもみ込む。
③

ドライヤーを当てる前に、目の粗いコームで全体をコーミング。放射線状にコームを通して、毛流れを整えていく。
④

風は上から下に当てる。指の腹で中間あたりをやさしくゆらしながら乾かす。引っ張りすぎると割れグセがついてしまうので注意。
⑤

ワイドな前髪に合わせて、コームを小刻みにゆらしながら整える。風の力でなじませるイメージ。ドライヤーは毛流に沿わせるように当てる。
⑥

8割程度乾いたらドライ完了。スキンケアをしてからメイクするように、ドライで土台を整えてからブローすることが大切。
⑦

前髪は端を逃して、黒目幅分の毛からブロー。ウェイトが上がるとハチが張って見えてしまうので、毛先のみを内側にブロー。
⑧

前髪の両端の毛は外側に逃しながらブロー。ここもウェイトが上がらないように、毛先のみにロールブラシを入れる。
⑨

前髪が完成。指でさしているポイントより後ろの毛は、フォワードに流れるように、残りの毛をブローしていく。
⑩

1パネル目は縦にスライスし、パネルの外側にブラシを当てる。毛流れに沿って風を当てて毛流れを前に持っていく。
⑪

中間はロールブラシを内側に入れて、フォワードにパネルを引いてドライヤーで熱を当てる。その後数秒冷まして、毛流れをキープ。
⑫

同じパネルでそのままブラシを毛先に移動。手首を返して弧を描くようにバック方向にブラシを抜き、毛先にも丸みをつける。
⑬

2パネル目は上下半分に分けてブロー。まずは上のパネルの根元に外側からブラシを当てて、毛流れを前方向に持っていく。
CHECK POINT!

引き出したパネルの内側にロールブラシを入れると、根元にボリュームが出てウェイトが上がり、ハチが張った仕上がりになるので要注意。
⑭

下段も同様に、パネルの根元の外側にブラシを当てて毛流れを前に持っていく。ブラシを縦にして、骨格に沿わせるように動かす。
⑮

中間はブラシを内側に入れて丸みをつくる。フォワードにパネルを引き出してドライヤーで熱を加え、数秒間キープして冷ます。
⑯

ブラシを毛先へとスルーし、弧を描くようにバック方向へと抜く。毛先も毛流れに沿って温風を当てる。
CHECK POINT!
BEFORE

AFTER

ショートはえり足も前の2パネルと同じ毛流れにするとふくらんでしまうので下方向にコンパクトに納める。
⑰

3パネル目は斜め45度前に向かってパネルを引き出して、根元の毛流れをフォワードにキープ。ウェイトが上がりすぎないように気をつける。
⑱

中間・毛先はロールブラシを毛束の内側に当てる。中間に丸みをつけたら、毛先にスライドして、手首を返しながらそっとブラシを抜く。
⑲

最後に4パネル目のバックセンター。斜め45度前に向かってパネルを引き出し、根元の毛流れをフォワード方向に整える。
⑳

3パネル目は斜め45度前に向かってパネルを引き出して、根元の毛流れをフォワードにキープ。ウェイトが上がりすぎないように気をつける。
CHECK POINT!

右サイドのみブローした状態。ブローすることでハチまわりは抑えながら、耳の高さにふんわりとボリュームが出て小顔の印象に。
㉑

オイルを手になじませてから、手グシを通すように塗布。最後にコームでとかして仕上げる。



ハチまわりはコンパクトで、ふんわりとメリハリのあるショートボブに。毛流れを前に向かって整えることで、前髪とサイドのすき間が埋まって小顔に見えるのもポイント。

耳にかけてもかわいい仕上がり!ブローによって前髪とサイドのすき間が埋まっているので、耳にかけても自然な毛流れで、きれいにおさまる。